3点ユニットの不便さを解消!築38年のリノベーション事例

築38年の鉄骨造、1Kの19世帯からなる4階建ての物件。入居率は95%と高水準を保っていますが、一部の部屋には長期的な空室が発生しており、特に3点ユニットバスの部屋が敬遠されがちでした。

これにより、入居者の快適性が低く、入居希望者の間で不便さが指摘されていました。

 

本記事では、この物件に対するリノベーションの経緯と改善手法、そしてその結果として得られた効果を詳しくご紹介します。

1.物件の基本情報

①構造鉄骨造  ④間取り/世帯数1K/19戸
②築年数38年⑤居室㎡数22.26㎡
③階数4階⑥入居率95%

今回の物件は、築38年の鉄骨造4階建てマンションです。

全19戸の1Kの間取りで、各住戸の広さは22.26㎡です。

 

改善前の問題として、3点ユニットバスが人気がなく、セパレートタイプに変更できるほどのスペースも確保できませんでした。

そのため、トイレとシャワーブースを分けるのが精一杯でしたが、バスルーム自体が狭いため、利用者からは使いにくいと感じることが多く、快適にお風呂やトイレを使用するのが難しい状況でした。

 

2.実施した改善策とリノベーション手法

まず、洋室にあった従来のクローゼットを撤去し、そのスペースを活用してトイレを移設しました。

この移設により、もともと一体化していたバス・トイレを分離することができ、入居者にとってより使いやすい環境を整えました。

移設後は、浴室のリノベーションも同時に行い、バスルーム自体をさらにグレードアップさせました。

具体的には、浴室内の設備を一新し、広さや快適さが増すような設計にすることで、入居者がよりリラックスして利用できる空間を提供しました。

 

ただし、トイレ移設によって洋室内のクローゼットがなくなってしまったため、収納スペースの不足が新たな課題として浮上しました。

そこで、収納解決策として「シェルフリー」を設置しました。

これにより、クローゼットの撤去による不便さを補い、部屋の実用性を維持しました。

 

この一連のリノベーションにより、狭いスペースでも快適かつ機能的な生活空間が提供できるようになりました。

結果的に、住みやすさが大幅に向上し、入居者にとって魅力的な物件へと変わることができたのです。

 

3.空室改善後の結果

この結果は、施工期間中に内装や設備のアップグレードに特に注力し、入居者にとって魅力的な空間を提供することに成功したからです。

具体的には、バスルームやトイレの分離、シェルフリーの設置など、使い勝手の良さやデザイン性を高めたことで、入居希望者の注目を集めることができました。

 

また、物件に対する多くの問い合わせがあり、関心の高まりを感じることができました。

今回のリノベーションの成功を通じて、今後同様の3点ユニットバスを持つ部屋にも、同じようなリノベーションを適用できる可能性が広がりました。

これにより、物件全体の魅力を引き上げるための新たな選択肢が増え、オーナーにとっても次の改善提案がしやすくなりました。

 

4.まとめ

今回のリノベーションでは、築38年の鉄骨造物件における3点ユニットバスの問題を解消し、トイレとバスを分離することで、入居者にとって快適で機能的な生活空間を実現しました。

収納不足に対してはシェルフリーの設置という柔軟な対応を行い、限られたスペースを有効に活用する工夫が評価されました。

結果として、施工完了後わずか2ヵ月で新たな入居者を獲得し、物件の魅力を大幅に向上させることができました。

今後もこの成功事例を基に、他の物件にも同様の改善提案を進めることで、入居率アップに繋がるリノベーションが期待されます。